
歓迎会で挨拶を任されたけれど、「何を話せばいい?」「どのくらいの長さが適切?」と悩んでいませんか。挨拶は歓迎会の雰囲気を左右する大切な要素。でも、型と例文さえ知っていれば、初めてでもきちんと決まります。
この記事では、歓迎会の挨拶を立場別(幹事・上司・乾杯・新入社員・締め)にそのまま使える例文で紹介します。挨拶の順番や長さの目安、成功のコツ、やりがちなNGまで、これ一つで歓迎会の挨拶はもう怖くありません。
この記事を読んだらわかること
- 歓迎会の挨拶の順番と流れ
- 幹事・上司・乾杯・新入社員・締め、立場別のそのまま使える例文
- 挨拶のちょうどいい長さの目安
- 短くても好印象を残す3つのコツ
- やりがちなNGと、その回避法
目次
歓迎会の挨拶の順番と流れ
歓迎会の挨拶は、次の順番で進むのが一般的です。全体像を把握しておけば、自分の出番で慌てません。
| 順番 | 担当 | 長さの目安 |
|---|---|---|
| ①開会の挨拶 | 幹事 | 30秒程度 |
| ②歓迎の挨拶 | 上司・代表者 | 1〜2分 |
| ③乾杯の挨拶 | 三番目に上席の人 | 30秒〜1分 |
| (歓談) | — | — |
| ④新入社員の挨拶 | 迎えられる側 | 1分程度 |
| ⑤締めの挨拶 | 二番目に上席の人/幹事 | 1分程度 |
共通する鉄則は「長くしすぎない」こと。主役は歓談と料理です。挨拶が長いと場が中だるみします。上の目安を守りましょう。挨拶全体の進行は幹事挨拶・スピーチ例文の記事もあわせて参考にしてください。
【幹事】開会の挨拶
幹事の開会挨拶は、簡潔が一番。会の開始を告げ、主役を紹介し、上司へバトンを渡します。
皆さま、お集まりいただきありがとうございます。ただいまより、〇〇さんの歓迎会を始めます。本日は司会を務めます〇〇です。短い時間ですが、ぜひ〇〇さんと親睦を深めていただければと思います。それでははじめに、〇〇部長よりご挨拶をお願いいたします。
【上司・代表】歓迎の挨拶
迎える側を代表しての挨拶です。新メンバーへの歓迎の気持ちと、簡単な期待を伝えます。
〇〇さん、ようこそ我々のチームへ。本日は歓迎会にお越しいただきありがとうございます。〇〇さんが加わってくださること、みんな心強く思っています。わからないことがあれば遠慮なく周りを頼ってください。今日はかたくならず、みんなと打ち解けていただければ何よりです。これからどうぞよろしくお願いします。
【乾杯】乾杯の挨拶
乾杯は短く、テンポよく。長い話は不要です。ひと言添えて、すぐグラスを掲げます。
ご指名にあずかりました〇〇です。〇〇さんの新たなスタートと、私たちのさらなる活躍を願って、乾杯したいと思います。それでは皆さん、グラスをお持ちください。〇〇さんの歓迎を込めて——乾杯!
【新入社員】迎えられる側の挨拶
迎えられる側の挨拶は、感謝・意気込み・これからよろしくの3点を簡潔に。緊張してもかまいません、誠実さが伝わればOKです。
本日はこのような会を開いていただき、ありがとうございます。〇〇と申します。まだ至らない点ばかりですが、一日も早くお役に立てるよう精一杯努力してまいります。皆さまにいろいろと教えていただくことも多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございます。
【締め】中締め・締めの挨拶
会の終わりを告げ、感謝で締めます。一本締めや三本締めを行う場合は、この挨拶で音頭を取ります。
皆さま、そろそろお時間となりました。本日は〇〇さんを囲んで、和やかな会になりました。〇〇さんのこれからの活躍を、みんなで応援していきましょう。それでは、締めに一本締めを行います。お手を拝借——いよー、パン! ありがとうございました。
挨拶を成功させる3つのコツ
- 短くまとめる:目安の時間を守る。長い挨拶は誰も得をしない
- 相手の名前を入れる:「〇〇さん」と名前を呼ぶと、ぐっと温かくなる
- 一つだけエピソードや期待を添える:ありきたりな言葉も、具体が入ると印象に残る
原稿を丸暗記しようとすると、飛んだときに慌てます。要点を3つだけメモしておき、あとは自分の言葉で話すのが、いちばん自然で伝わります。
やりがちなNG
| NG | なぜNGか |
|---|---|
| 挨拶が長い(3分超) | 場が中だるみし、料理も冷める |
| 乾杯前に飲み始める | 全員そろっての乾杯が基本。フライングは失礼 |
| 内輪ネタ・専門用語だらけ | 新メンバーが置いてけぼりになる |
| 主役をいじりすぎる | 初対面の場では萎縮させてしまう |
よくある質問
Q:歓迎の挨拶と乾杯の挨拶は同じ人がやってもいい?
A:人数が少ない会では兼ねても問題ありません。ただし、複数の上司がいる場合は、歓迎の挨拶を最上席、乾杯を三番目の席の人に分けると、立場のバランスが取れます。
Q:新入社員の挨拶はどのくらいの長さが適切ですか?
A:1分程度で十分です。感謝・意気込み・これからよろしく、の3点を簡潔に。長く話す必要はなく、誠実に伝えることが大切です。
Q:緊張して頭が真っ白になりそうです。
A:要点を3つだけメモしておきましょう。丸暗記より、メモを見ながらでも自分の言葉で話すほうが、誠実さが伝わります。多少つまっても、温かく受け止めてもらえます。
Q:乾杯の発声は「乾杯」だけでいいですか?
A:ひと言添えてから「乾杯」と発声するときれいです。「〇〇さんの歓迎を込めて、乾杯!」のように、主役の名前を入れると温かい乾杯になります。
まとめ
- 歓迎会の挨拶は開会→歓迎→乾杯→(歓談)→新人挨拶→締めの順
- それぞれ長さの目安を守る。主役は歓談、挨拶は簡潔に
- 立場別の例文をベースに、相手の名前とエピソードを一つ加える
- 新入社員は感謝・意気込み・よろしくの3点を1分で
- 丸暗記せず要点3つだけメモ。自分の言葉が最も伝わる
幹事さんは、挨拶の段取りに悩むことなく会を楽しめます。