「エンディングノート」とは、自分の人生の終わりに備えて、大切な情報や希望を書き残しておくノートです。遺言書とは異なり法的効力はありませんが、家族への大切なメッセージになります。本記事ではエンディングノートに書くべき項目と活用法を解説します。
目次
エンディングノートとは
エンディングノートは、万が一の際に備えて自分の希望・情報・思いを書き残しておくためのものです。遺言書と違い法的効力はなく、形式も自由です。50〜60代を中心に多くの方が活用しています。
書くべき主な項目
① 基本情報・重要書類の場所
氏名・生年月日・血液型・本籍地・マイナンバーなどの基本情報と、通帳・印鑑・保険証券・権利書などの保管場所を記入します。
② 金融・財産情報
銀行口座(金融機関名・支店・口座番号)、所有不動産、加入している保険(会社名・証券番号・受取人)、株式・投資などの情報を記入します。デジタル遺産(ネットバンク・仮想通貨・SNSアカウントなど)も忘れずに。
③ 医療・介護への希望
延命治療への希望(してほしい・してほしくない)、臓器提供の意思、介護が必要になった場合の希望(自宅・施設など)を記入します。
④ 葬儀・お墓への希望
葬儀の規模・形式(家族葬・直葬など)、宗教・宗派、お墓の希望(既存の墓・樹木葬・散骨など)を記入します。
⑤ 家族・知人への連絡先
もしもの際に連絡してほしい人の名前・連絡先・関係性を記入します。
⑥ 家族へのメッセージ
配偶者・子どもへの感謝の言葉や伝えたいことを記入します。これが最も大切な部分かもしれません。
エンディングノートの活用のコツ
①定期的に(年1回程度)内容を見直し・更新する。②保管場所を家族に伝えておく。③遺言書とは別物であることを理解する(法的拘束力はない)。④書き終わったら信頼できる家族に存在を知らせておく。
まとめ
エンディングノートは「もしもの備え」であると同時に、家族への最後のメッセージにもなります。完璧でなくても大丈夫。まずは書けるところから少しずつ始めてみましょう。