飲食店を閉めるとき、正直いくらもらえる?居抜き売却の相場と損しないためのポイント

「閉店を考えているけど、正直いくらになるのか全然わからない」そう感じている飲食店オーナーさんは多いはずです。

厨房機器、内装、設備…これまで積み上げてきたものが「ゼロ」になるのか、それとも「買い取ってもらえる」のか。答えを知らないまま、毎月赤字を重ねている方も少なくありません。

この記事では、居抜き売却の相場と、少しでも多く手元に残すためのポイントを、包み隠さずお伝えします。

1. まず「居抜き売却」と「スケルトン返却」の違いを知ろう

飲食店を閉める時、大きく分けて2つの選択肢があります。居抜き売却は「もらえる可能性がある」。スケルトン返却は「払う」ことになる。この違いは大きいです。

2. 居抜き売却でいくらもらえる?相場の実態

居抜き売却で受け取れる「造作譲渡料」の目安:小規模(〜15坪)0〜100万円、中規模(15〜30坪)50〜300万円、大規模(30坪以上)100〜500万円以上。立地・設備・業態によって大きく変動します。

3. 造作譲渡料を決める5つの要素

① 立地・アクセス

駅近・人通りが多い場所ほど買い手が見つかりやすく、高く売れる傾向があります。同じ設備でも立地だけで100万円以上変わることも珍しくありません。

② 厨房設備の状態と年数

コンロ・フライヤー・冷蔵庫・換気設備など、主要機器が動く状態であれば高評価につながります。

③ 内装の状態

次のテナントがそのまま使えるかどうかがポイント。リフォームが必要な箇所が多いと査定が下がります。

④ 業態の汎用性

ラーメン・居酒屋・カフェなど汎用性の高い業態の設備は需要が高く売れやすい。焼肉・たこ焼きなど特殊な業態は買い手が限られます。

⑤ 残りの賃貸借契約期間

貸主との交渉がしやすい環境かどうかも影響します。

4. 「0円」でも売却する価値がある理由

造作譲渡料がゼロでも、スケルトン返却の撤去費用(100〜300万円)を負担しなくて済む。この差額が実質的な「利益」です。さらに、月々の赤字を早く止められることも重要です。

5. 少しでも高く売るための3つのポイント

  • 早めに動く:設備が劣化する前の方が高く売れる
  • 複数の業者に相談する:1社だけの査定では相場がわからない
  • 設備を綺麗な状態で見せる:内覧前に簡単な清掃をするだけで印象が大きく変わる

まとめ

居抜き売却の相場は「ゼロ〜500万円以上」まで幅があります。一人で抱え込まず、まずは無料で相談できる窓口を活用してください。